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避難所開設・地域防災訓練が行われました!

3年ぶりに一般の方も参加した「避難所開設・地域防災訓練」。

 

参加者はスタンプラリー形式で体験スペースを回り、防災について深く学べる機会となりました。

 

体育館の他に避難スペースとして使われる教室は、子どもたちの個人情報などが分からないように養生されます。このような配慮は保護者としてありがたいことです。

 

今回行われた体験や訓練をご紹介します。

 

【救命講習】

体育館は避難スペースとして使用されます。

訓練では心臓マッサージとAEDの講習が行われ、子どもも大人も真剣に取り組んでいらっしゃいました。

実際に救助の場面に直面した時に、この訓練をしているかしていないかでは、大きな違いをもたらすだろうなと感じました。

【煙体験】

火災現場からの避難時は、①鼻と口をハンカチや腕で覆う、②できるだけ屈む、③壁伝いに、この3点に気をつけて進みます。

私も体験しましたが、煙の中に入った瞬間に「怖い」という気持ちが込み上げてきました。

実際の火災時には、黒くて有害な煙に加え、高温の熱で、想像を絶する恐怖だと消防隊の方が教えて下さいました。

【マンホールトイレ】

運動場に面した犬走りにはトイレとして使われるマンホールが並んでいます。マンホールに用を足し、溜まったら汚物を井戸の水で流す仕組みです。

普段通っている小学校にこんなマンホールがあったことに驚きました。

【校内トイレ】

屋上プールの水が一階で使えるようになっており、校内の一階トイレも使用可能になります。

【ペット同行避難訓練】

ペット同行の避難にはまだまだ課題が多いことを獣医師の先生がお話しして下さいました。

避難所で家族であるペットと伴に過ごせる仕組みができることを願います。

【炊き出し】

白米、ふりかけ、レトルトのカレーが用意されていました。

大釜でお湯を沸かして備蓄アルファ米からご飯を作りパックに詰めますが、今回は校内飲食用での提供はありませんでした。

【消火器・スタンドパイプ】

消火器やスタンドパイプの使い方を教わりながら、水を的に命中させる体験ができました。

私も体験してみましたが、思った以上に難しかったです。

山野小学校避難所運営本部の方々を中心に、たくさんの関係者・関係団体が協力して避難所の運営を行っていました。山野小PTAの防災リーダーも協力メンバーの一員です。

いつ起こるか分からない災害に対し、日頃から活動していらっしゃる皆さまに感謝申し上げます。

 

知らないと怖いけれど、知っていると勇気が出る、そんな体験を積んでいくことが防災の意味なのではないかなと、今回の取材を通して思いました。

毎年開催される訓練ですので、子どもたちや保護者の皆さまにぜひ一度参加していただきたいです。

 

広報委員会サポーター

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